お昼時の西新宿をブラブラと歩いていたら、新宿スクエアビルの下のアイタウンプラザ地下レストラン街の中に、不思議な佇まいの中華料理屋さんを見つけました。
いかにも間口が狭そうなお店で、はたして広東料理なのか、四川料理なのか、あるいは何でもありの中華料理なのか、遠目にはわかりません。
いちおうメニューらしき立て看板が置いてあったので、近づいて見てみることに。
中華居酒屋「聚鈊坊」。
夥しい種類の定食メニューが記されていました。
しかも、その一番上に「麻辣刀削麺」の文字が。
西新宿界隈で、どうやって検索しても見つけられないお店を見つけた感があります。
まだ13時前で、たぶんサラリーマンで賑わっているお店ですが、せっかくなので入ってみることにしました。
すると、たまたま4人テーブルが一つ空いていて、そこに通してもらいました。
どうやらポツポツとお客さんが出て行く頃合いだったようです。
さて、こんな穴場のようなお店で、どんな麻辣刀削麺が食べられるのか、ワクワクしながら待っていると、暫くして登場しました。
半チャーハンと杏仁豆腐がセットで付いてきました。
そもそも、麻辣刀削麺そのものがボリューミーです。
食べられるかどうか一抹の不安を覚えながら。
刀削麺は、いわゆる専門店で提供されるような麺ではないです。
どちらかといえば、乾麺に近いような、最近では多々見られるようになったアレです。
スープは、やはり大陸を感じさせるようで、しかし半面でじつに麻辣らしい刺激的な味わい。
あまり他所では食べることのできないもののような気がします。
何となく、クセになるというか、また食べてみたいというか。
880円也。
聚鈊坊 (シュシンボウ)
東京都新宿区西新宿6-21-1 アイタウンプラザ B1F
03-3344-8128