西新宿の中華料理「雅」の花椒たっぷり、いかにも麻辣的な麻辣刀削麺 : 最高の麻辣刀削麺を探して！

すでに夏を思わせる暑さの真昼の西新宿。
刀削麺で検索してもヒットしない中華料理屋さんで、魅力的な麻辣刀削麺が食べられるとの噂を聞きつけて、そのためにだけやって来ました。

映画やドラマのロケに勤しむ人にはお馴染みすぎる新宿郵便局の目と鼻の先のビル、その地下にお店はありました。

中華料理「雅」。

よくありそうな名前ですね。
エレベーターで地下1階に降りると、そこはもう紛れもなく店内でした。

13時近いというのに、あふれんばかりのお客さんで賑わっています。
それでもちゃんと席は空いていました。
不思議ですね。

まずは、中華料理屋らしい、定食のメニュー。

正直なところ、それほど惹かれるメニューではないような。

そして、お目当の刀削麺のメニュー。

こちらのほうは、じつに魅惑的なメニューが並んでいます。

石焼麻婆豆腐つけ刀削麺とか、黒ゴマ担々刀削麺とか、高菜豚肉細切り刀削麺とか、ワクワクするようなネーミングですよね。

とはいえ、兎にも角にも麻辣刀削麺を食べないわけにはいかないので。

やがて登場した麻辣刀削麺。

あまりにも濃厚なスープに、いったいどんな味なのか危ぶむ声も聞こえてきそうですが、じっさいは、麻辣の中の麻辣的な味覚でした。

辣油辣油したスープに大量に隠される花椒の実。

きっと、麻辣刀削麺というものに初めて遭遇する人だったら、大いにビックリしてしまうか、もしかしたら拒絶反応さえ示してしまうかもしれない、そんな濃厚にして刺激的な麻辣刀削麺です。

しかし、もちろんこういう麻辣刀削麺っも嫌いではないです。
薄味だったりマイルドだったりするよりは、これくらいパンチが効いているほうが好きです。

ただ、惜しいのは麺。
縮れ気味の、やや乾麺っぽい麺が、個人的には残念なところではありました。

豪快な接客をする女性店員も、なかなかいい感じです。