学生時代に一時期だけ住んでいたことのある千葉県は柏市。
どうやら、その柏駅のそばに麻辣刀削麺が食べられる中華料理屋さんがあるとの噂を聞きつけて、望郷の旅の意味も含めて、日比谷線〜常磐線を乗り継いで柏駅へ。
さすがに駅前には、当時の雰囲気は微塵も残っていません。
あれから相当な年月が経っていますから、当たり前です。
西口を出て国道6号線の方向へ歩くと、程なく右手に現れました。
中華料理「天外天刀削麺」。
綺麗な外観ですが、中華料理店によく見られる派手な看板やノボリなどのデコレーションはないし、まして赤い要素もゼロなので、うっかり見逃してしまう可能性も無きにしも非ずです。
まだ新しい雰囲気の店内外。
それほど広いお店ではないですが、テーブルと椅子がちょうどいいレイアウト。
落ち着きます。
刀削麺がウリのお店ですが、もちろん定食メニューも充実しています。
ムースーロー定食って、あまり馴染みのないメニューですよね。
木須肉(ムスロウ、ムーシューロウ)はきくらげと豚肉の卵炒め。山東料理の代表的な一品である。鶏卵、豚肉、きくらげ、筍がメジャーな具であるが、にんじんやホウレン草などが入る場合もある...
調べてみると、何のことはない、いつかどこかで食べたことのある料理のようです。
当然ながら、刀削麺のメニューも豊富。
フカヒレなんて、珍しいです。
ちなみに、「焼き刀削麺」以外は麺が刀削麺と普通の麺で選べるみたいです。
そんな「天外天刀削麺」の麻辣刀削麺。
見た目的には、限りなく担々刀削麺っぽいです。
スープもドロリとしてます。
ただし、スープを飲んでみると、紛れもなく麻辣刀削麺だということが実感できます。
予想以上に麻辣が効いています。
嬉しいことに。
そして、コシの強い麺。
コシがあるのにスープに馴染むという、これまた予想以上の美味しさです。
麺に関してだけを言えば、もしかしたら、刀削麺専門店で食べる刀削麺よりもクセになるかも、などと思ってしまうくらい。
素晴らしいですね。
柏駅のそばにこんなお店があったとは。
おそらく、刀削麺マニアではなくても、かなり楽しめるお店なのでは、などと思ってみたり。
天外天刀削麺 (テンガイテントウショウメン)
千葉県柏市末広町8-18 田口ビル102
047-143-0234