4月もまだ第1週目だというのに、東京では早くも桜が散り始めて、有数の観光名所である浅草寺も景色的にはやや寂しい感が拭えない、そんな今日この頃。
その浅草から目と鼻の先に位置する台東区入谷の中華料理「鴻運楼」の麻辣刀削麺を食べに行ってきました。
東京メトロ日比谷線の入谷駅を出て、わりとすぐの路地にあるお店です。
けっこう派手に店頭展開してるので、うっかり見逃すことはありえないと思います。
ランチメニューのボードも置いてあったり。
店頭的にはどこを見渡しても「刀削麺」のメニューがなくて、本当に「刀削麺」が食べられるのか一抹の不安を覚えるところではありますが、メニューボードの一番下に、「麺類(刀削麺除外)と丼類大盛無料」と記されていて、それで「刀削麺」が食べらるということを確認しました。
それなりに「刀削麺」のメニューも充実しているようで。
もちろん、「麻辣刀削麺」の一択ですが。
時間的には13時を過ぎて、もう新規の客もほとんど入ってこない状態でしたが、意外と作るのに時間がかかるみたいで、ちょっと間が持たない感じも。
そうして運ばれてきた「麻辣刀削麺」。
こうやって画像で見ると大盛りっぽい存在感ですが、じっさいはそれほどでもなく、むしろカワイイ印象。
ビジュアル的に、西安の铁蛋鸡汤刀削面で食べた鸡汤刀削麺を思い出しました。
何でしょうね。
刀削麺の感じも似ているのかもしれないです(味は全然違います)。
ツルツルしていて、お店の箸ではうまく掴めないみたいな、そういう部分も似ています。
刀削麺専門店で提供される刀削麺とは、明らかに違います。
たぶん、その場で削っているのではないのでは、と思わせるものがあります。
だけど、だからといって、それが全くのマイナスポイントになっていません 。
むしろ、これはこれで、好きな人が多いのではないかと思わせる、いわばファストフード的な味わいがあります。
はっきり言って、美味しかったです。
鼻腔をくすぐる麻辣の匂いも絶妙で、いかにも麻辣刀削麺を食している気分に浸れること間違いなし。
そして食べ進めるほどに汗が出てくる...
これぞまさに麻辣刀削麺の醍醐味ですよね。
白飯との相性も抜群でした。
中華料理 鴻運楼 (チュウカリョウリ コウウンロウ)
東京都台東区入谷1-21-4
03-3874-3967