麻辣刀削麺とは... 

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麻辣味は花椒と唐辛子による中華料理の味付け。 唐辛子の舌がヒリヒリするような辛さである「辣味」と花椒の舌が痺れるような辛さである「麻味」の二種類の異なった「辛さ」により構成される。 


刀削麺。小麦粉を水で練った生地の塊を持って(あるいは頭の上に乗せ)湯の沸いた鍋の前に立ち、くの字型に曲がった包丁を用いて生地を麺状に削り落として直接鍋の中に入れ、茹でて作る。 曲がった包丁で削るため麺に薄いところと厚いところができ、それが独特の食感を生み出す。 

元代、モンゴル族の統治者は漢民族が造反するのを恐れて金属製の武器を取り上げた際に、各家庭の包丁をも没収した上で101つの割合で包丁を割り当てて順番に使うこととさせた。 調理上の不都合から、薄く小さな鉄片を用いて柳葉のような形に削った麺を作ったことが刀削麺の発祥とされている。