朝から西安の街で刀削麺を探す旅に出かけ、古城西門のそばに「 子刀削面 」という刀削麺の食べられるお店を見つけたものの、じつはその近所にもう一軒刀削麺が食べられるお店があることを、事前の調査で知っていたため、そちらにも出向いてみることにしました。

西安の胖子刀削面で辣菜刀削麺(過去記事)

 

なにせ、古城西門といえば、滞在しているホテルからは、西安の中心地である鐘楼を挟んで正反対の位置にあるため、改めて再び出向くことが難しいかもしれないと判断した故のこと。

距離にして4kmほどで、わざわざそのためだけに出かけることが出来るかどうか。
難しいでしょうね。

ということで、グーグルマップを頼りに歩いていたら、いともたやすく見つかりました。
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「王元红家凉皮」

看板にもはっきりと刀削面の文字が。

しかも、店主のおじさんに聞いてみたところ、麻辣刀削麺も作れるとのこと。

嬉しいですね。
西安に来て初めての麻辣刀削麺です。

まさに本場の麻辣刀削麺ということですね。

せっかくなので、店外のテーブルに座ってみました。
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向こうのお店での同様に外で食べている人が大勢います。

さて、その麻辣刀削麺。
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見た目はそれほど辛そうではないですが、味のほうは如何に?

...やはり、それほど辛くもなく、ましてやコクもないです。
日本で食べるそれとは、かなりの違いがありますね。

少なくても花椒は入っていません。
ましてやパクチーなど入っているわけもなく。

なるほど、本場西安で言うところの麻辣とは、もしかしたらこういうものなのかもしれない、という興味が逆に湧いてきました。

それほど辛くないとはいえ、そこは麻辣刀削麺なので、辛いものが苦手な人にとっては、十分に辛いと思いますが、麻辣刀削麺が好きな人にとっては、ほとんど肩透かしのような味わい。

決して美味しくないわけではないですが、麻辣刀削麺に対する期待値が大きすぎるあまり、残念な気持ちのほうが強かったのも事実です。

でも、試しに食べてみる価値はあると思います。

王元红家凉皮

中国西省西安市新城区西挙院巷